【初心者向け】デザインセンスの磨き方

WEBデザイナーノウハウ集

こんにちは!
デジタルハリウッドSTUDIO姫路のトレーナー廣岡です。

「自分はデザインセンスないから無理かも」と感じたことはありませんか?
デザインセンスは持って生まれたものではありません。磨かれるものです!!

今回は、WEBデザイナーやグラフィックデザイナーを目指す方に、デザインセンスの磨き方を分かりやすく簡潔にお伝えします。

参考デザインをみる

料理を作る時にレシピを見るように、ネット上にはたくさんの完成されたレシピ(デザイン)があります!
まずは、参考になるデザインをたくさん見て真似してみてください。

参考デザインをみる

色んな味を知る事で舌が肥えてくるように、色んなサイトを見ることで目が肥えてきます。
「良いデザイン」「良くないデザイン」「もっと良くするには」などの判断が付くように知識を集めましょう

たくさん見ることからはじめましょう!

参考デザインの探し方

ターゲットやコンセプト、コンテンツに合わせて参考デザインを探しましょう。
作りたいものを作るのではなく、材料から最適なものを作るためのレシピを見つけてください。

参考デザインの探し方

目的に合った参考デザインを見つけましょう!

参考デザインを分析

シンプルに見えても、様々な要素で構成されています。
目分量で調味料を加えてしまうと、同じ味は再現出来ません。
再現するためには細かく分析する必要があります。

参考デザインを分析

参考デザインは試行錯誤を重ねてたどり着いた答えです。
自分の感覚でむやみに試行錯誤すると、どんどん迷子になりがちです。

レシピを忠実に再現するために参考デザインを分析しましょう!!

分析のポイント

  • 全体の色味は?色数は?
  • 写真はどんな色味・トーン?
  • 各オブジェクトの距離感は何px?
  • フォントの種類は?
  • フォントサイズは何px?
  • 見出しと本文のフォントサイズの差は?etc…

真似して作ってみよう

いきなり凝ったデザインに挑戦してもバランスが取りづらいです。
シンプルなデザインも、凝ったデザインも、基礎の上に成り立っています。
スパイスの特性も知らない状態で、本格的なスパイスカレーに挑戦するのは無謀です。

WEBデザインの模写の方法はこちらの記事で詳しく解説しています。

真似して作ってみよう

この時作ったもののポイントをしっかり覚えておきましょう。

良いデザインを再現してデザインの引き出しを増やそう!

デザインの引き出しの増やし方

  1. 参考デザインを分析・再現するクセをつける
  2. 良いデザインはマイルールとして覚えておく
  3. デザインの引き出しが増える
  4. 応用力が身に付く!

フィードバックをもらおう

味見を繰り返していると、濃い薄いが分からなくなってくるように、デザインも一人で作業を続けていると、自分の作品に対して客観的な視点を持つのが難しくなってきます。

フィードバックをもらおう

客観的な意見を取り入れて、見る人のために気配り・心配りを持って作りましょう。
「デザイン」は、「アート」と違い、自己表現の場ではありません。
自分の技術やセンスを見せつけるのではなく、見てくれる人の好みやニーズを理解して作ることが大切です。

デザイン経験者、未経験者問わず、他人に見てもらい、客観的な意見を聞きましょう!

フィードバックで得られるもの

  • 新たな視点
  • 成長の機会
  • 信頼関係の構築
  • 課題の克服

フィードバックはダメ出しではなく、より良いデザインを作るための応援の言葉です!

デザインをアレンジしよう

コンテンツに合わせて、最適な表現やレイアウトを探しましょう!
デザインセンスがある人は、経験豊富でデザインの引き出しが多いです。

基本を理解・実践出来るようになったら、別の要素を組み合わせてアレンジしましょう!

自分の感覚だけでアレンジせずに、実績のあるレシピを参考にしましょう!

まとめ

デザインセンスがある人の習慣

  • たくさんサイトを見て、デザインの良し悪しを判断出来る目を身に付けている
  • とにかく実践して経験している
  • ユーザーの客観的な意見を取り入れている

デザインセンスを身に付けるには

  • 参考サイトを分析し、忠実に再現する
  • デザインの流れや意図を理解する
  • デザインツールを使いこなすスキルを付ける

基本とコツを掴めば、効率良く作業が進み、自分なりのデザインも自然と身についてきます。
楽しみながらセンスを磨いていきましょう。

最後に

目的が達成できるデザインを作ろう

デザインばかりに気を取られていても、目的は達成できません!
クライアントが欲しいのは、お洒落なデザインよりも、問い合わせや来店など広告物から得られる「反響」です。
反響を得るには、良いデザインと良いコンテンツの両方が不可欠です。

全ての工程が大切です

  • 現状分析、ヒヤリング
  • 文章や写真、コンテンツを揃える
  • 競合調査やコンセプトの決定
  • ラフ案(ワイヤーフレーム)作成
  • デザイン作業
  • 仕上げ(コーディング、入稿など)
  • 完成
トレーナー 廣岡

トレーナー 廣岡

姫路市の制作会社「エスティー・クリエイティブ」社員。姫路市を中心に、これまでに手がけたホームページ制作の総数は300件を超え、多岐にわたる業種・業態に対応。小規模な店舗サイトから大規模な企業サイトまで幅広く対応しています。

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