こんにちは!
デジタルハリウッドSTUDIO姫路のトレーナー廣岡です。
「自分はデザインセンスないから無理かも」と感じたことはありませんか?
デザインセンスは持って生まれたものではありません。磨かれるものです!!
今回は、WEBデザイナーやグラフィックデザイナーを目指す方に、デザインセンスの磨き方を分かりやすく簡潔にお伝えします。
目次
参考デザインをみる
料理を作る時にレシピを見るように、ネット上にはたくさんの完成されたレシピ(デザイン)があります!
まずは、参考になるデザインをたくさん見て真似してみてください。
色んな味を知る事で舌が肥えてくるように、色んなサイトを見ることで目が肥えてきます。
「良いデザイン」「良くないデザイン」「もっと良くするには」などの判断が付くように知識を集めましょう。
参考デザインの探し方
ターゲットやコンセプト、コンテンツに合わせて参考デザインを探しましょう。
作りたいものを作るのではなく、材料から最適なものを作るためのレシピを見つけてください。
参考デザインを分析
シンプルに見えても、様々な要素で構成されています。
目分量で調味料を加えてしまうと、同じ味は再現出来ません。
再現するためには細かく分析する必要があります。
参考デザインは試行錯誤を重ねてたどり着いた答えです。
自分の感覚でむやみに試行錯誤すると、どんどん迷子になりがちです。
分析のポイント
- 全体の色味は?色数は?
- 写真はどんな色味・トーン?
- 各オブジェクトの距離感は何px?
- フォントの種類は?
- フォントサイズは何px?
- 見出しと本文のフォントサイズの差は?etc…
真似して作ってみよう
いきなり凝ったデザインに挑戦してもバランスが取りづらいです。
シンプルなデザインも、凝ったデザインも、基礎の上に成り立っています。
スパイスの特性も知らない状態で、本格的なスパイスカレーに挑戦するのは無謀です。
WEBデザインの模写の方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
2024.11.19
WEBデザインの上達に欠かせない「模写」の方法
こんにちは! デジタルハリウッドSTUDIO姫路のトレーナー廣岡です。 WEBデザインのスキルアップするためには、参考サイトの模写が...
この時作ったもののポイントをしっかり覚えておきましょう。
デザインの引き出しの増やし方
- 参考デザインを分析・再現するクセをつける
- 良いデザインはマイルールとして覚えておく
- デザインの引き出しが増える
- 応用力が身に付く!
フィードバックをもらおう
味見を繰り返していると、濃い薄いが分からなくなってくるように、デザインも一人で作業を続けていると、自分の作品に対して客観的な視点を持つのが難しくなってきます。
客観的な意見を取り入れて、見る人のために気配り・心配りを持って作りましょう。
「デザイン」は、「アート」と違い、自己表現の場ではありません。
自分の技術やセンスを見せつけるのではなく、見てくれる人の好みやニーズを理解して作ることが大切です。
フィードバックで得られるもの
- 新たな視点
- 成長の機会
- 信頼関係の構築
- 課題の克服
フィードバックはダメ出しではなく、より良いデザインを作るための応援の言葉です!
デザインをアレンジしよう
コンテンツに合わせて、最適な表現やレイアウトを探しましょう!
デザインセンスがある人は、経験豊富でデザインの引き出しが多いです。
基本を理解・実践出来るようになったら、別の要素を組み合わせてアレンジしましょう!
まとめ
デザインセンスがある人の習慣
- たくさんサイトを見て、デザインの良し悪しを判断出来る目を身に付けている
- とにかく実践して経験している
- ユーザーの客観的な意見を取り入れている
デザインセンスを身に付けるには
- 参考サイトを分析し、忠実に再現する
- デザインの流れや意図を理解する
- デザインツールを使いこなすスキルを付ける
基本とコツを掴めば、効率良く作業が進み、自分なりのデザインも自然と身についてきます。
楽しみながらセンスを磨いていきましょう。
最後に
目的が達成できるデザインを作ろう
デザインばかりに気を取られていても、目的は達成できません!
クライアントが欲しいのは、お洒落なデザインよりも、問い合わせや来店など広告物から得られる「反響」です。
反響を得るには、良いデザインと良いコンテンツの両方が不可欠です。
全ての工程が大切です
- 現状分析、ヒヤリング
- 文章や写真、コンテンツを揃える
- 競合調査やコンセプトの決定
- ラフ案(ワイヤーフレーム)作成
- デザイン作業
- 仕上げ(コーディング、入稿など)
- 完成